今更?っていうのも含まれてるかもですけども、最近読んじゃったんだから仕方ないじゃない!
今回は「まだ連載が続いてる未完マンガ」編でまとめてみました。
完結済マンガ入れたらビッグネームばっかりになってしまいそうだったからこんな感じにしたけど、「完結マンガ編」と「1冊で終わる単巻マンガ編」もつくりたいなあ。
(並べるのが楽しい…!)
10位から1位まで、カウントダウン方式でお送りします。
このマンガがすごい好き!連載中なう編
10. 『3月のライオン』 羽海野チカ
羽海野てんてー、ハチクロを完璧に描き上げたあとの将棋マンガ。盤面に深海や宇宙が広がったりはしないけど、命を削るようなヒリヒリする勝負と、そこに至るまでの経緯が丁寧に丁寧に積み重なっていきます。ほのぼの担当も、今回もちゃんと可愛い(女ばっか家族、じじ、幼児、和菓子…)これもきっと最後まで完璧に描き上げはるんだろなーって思いながら読んでます。
羽海野てんてー、ハチクロを完璧に描き上げたあとの将棋マンガ。盤面に深海や宇宙が広がったりはしないけど、命を削るようなヒリヒリする勝負と、そこに至るまでの経緯が丁寧に丁寧に積み重なっていきます。ほのぼの担当も、今回もちゃんと可愛い(女ばっか家族、じじ、幼児、和菓子…)これもきっと最後まで完璧に描き上げはるんだろなーって思いながら読んでます。
09. 『乙嫁語り』 森薫
シルクロードに点在するオアシス、西域の民の暮らしを、結婚事情を軸にオムニバス的に描いた作品。あのメイド漫画『エマ』の作者によるもので、エマの時もそうだったけどこの人の細部へのこだわりがまけ出ております。遊牧民の習俗とか、布に織り込まれる意匠とか、もうどこまで緻密に描き込むのかと。逆に、細部を疎かにしないのがわかっているので、安心して読めます。ヨメたちも可愛いです。これ読むと「故郷羊肉串店」のクミンまみれの串を食べたくなります。
08. 『天才柳沢教授の生活』 山下和美
これは何巻まで出てるんだろう?私は文庫で読んでいたので12巻でずーっと止まってたんだけど、こないだとても久しぶりに文庫版13巻が出ました。何?大人の事情?Y大学経済学部の教授である柳沢教授の知的な発見に満ちた日常…を描くマンガなんだけど、若き日の柳沢教授がカッコイイんです。私、「頭はいいけど人情の機微がよくわかってないシュッとした男子(スポックみたいなヤツ)が、ついに人の心に触れて戸惑い、ぐらぐらする」ところ見るの大好物なんですわー。
これは何巻まで出てるんだろう?私は文庫で読んでいたので12巻でずーっと止まってたんだけど、こないだとても久しぶりに文庫版13巻が出ました。何?大人の事情?Y大学経済学部の教授である柳沢教授の知的な発見に満ちた日常…を描くマンガなんだけど、若き日の柳沢教授がカッコイイんです。私、「頭はいいけど人情の機微がよくわかってないシュッとした男子(スポックみたいなヤツ)が、ついに人の心に触れて戸惑い、ぐらぐらする」ところ見るの大好物なんですわー。
07. 『西原理恵子の人生画力対決』 西原理恵子
06. 『暗殺教室』 松井優征
Kindleで1巻無料だったから読んでみたら、まんまと全巻読んじゃった。もうAmazonの思う壺じゃないですかーやだー!
なんだかよくわからない謎のスーパー生物「殺せんせー」を、卒業までに殺さないと地球が滅びちゃう学級…っていう…ナニコノ設定…?で始まるんだけど、殺せんせーを暗殺するために落ちこぼれ学級がひとつになってゆき、しかも殺せんせーはどうやらかなりステキな教師のようで。読んでるうちにやがて来るであろう別れのことまで想像しちゃって勝手に切なくなった。変なマンガ!(褒めてます)
なんだかよくわからない謎のスーパー生物「殺せんせー」を、卒業までに殺さないと地球が滅びちゃう学級…っていう…ナニコノ設定…?で始まるんだけど、殺せんせーを暗殺するために落ちこぼれ学級がひとつになってゆき、しかも殺せんせーはどうやらかなりステキな教師のようで。読んでるうちにやがて来るであろう別れのことまで想像しちゃって勝手に切なくなった。変なマンガ!(褒めてます)
05. 『山賊ダイアリー』 岡本健太郎
岡山で猟師になった作者の狩りと日常を描いたエッセイ漫画。「食いっぱぐれない力」を私は尊敬するものですが、自分で獲ったイノシシやシカを自分でさばいて喰らう、ということに素晴らしい生命力をこの漫画にも感じるわけです。自画像的には飄々としたあんちゃんっぽいんだけど、強いなーと思います。そして、街で普通に生きてたらよくわかんない「猟」についてのモロモロを詳しく見せてくれる豆ちしきぶりも好み。
猟師間でシカの人気がないなんて、これ読んで初めて知りました。わたしはイノシシよりもシカフィレが好きだあ!
04. 『チェーザレ 破壊の創造者』 惣領冬実
チェーザレ・ボルジア、あるいは優雅なる冷酷、ボルジアの高貴な毒薬、ラ・カンタレラ…。ルネッサンス黎明期にイタリア掌握を目指した悪名高き一族、ボルジア家の雄チェーザレを描いた歴史絵巻。惣領冬実の美麗なるタッチで描かれる中世貴族の美しさよ。こちら既刊10巻で、青春編がやっと終わり風雲枢機卿編(?)に入ったところです。まだ序盤です。ジョバンニです。先は長い。
関連書籍
『バビロンまで何マイル?』川原泉
『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』塩野七海
※どっちも面白いよ!
03. 『イノサン』 坂本眞一
実在したパリの処刑人「ムッシュー・ド・パリ」サンソン家の4代目、シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命を描く大河ドラマ。既刊2巻めにしてたまらん面白さです。処刑人になんかなりたくなかった純粋無垢なシャルルが、今後どういう成長を遂げていくのか。いずれ断頭台に送ることとなる国王ルイ十六世、そしてマリー・アントワネットとどう関わっていくのか。いまは革命前夜のパリ。最注目漫画です。
ただしモチーフが「処刑人」ということで、酸鼻描写満載注意。
ネタ本はこちら
『死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』安達 正勝
03. 『イノサン』 坂本眞一
実在したパリの処刑人「ムッシュー・ド・パリ」サンソン家の4代目、シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命を描く大河ドラマ。既刊2巻めにしてたまらん面白さです。処刑人になんかなりたくなかった純粋無垢なシャルルが、今後どういう成長を遂げていくのか。いずれ断頭台に送ることとなる国王ルイ十六世、そしてマリー・アントワネットとどう関わっていくのか。いまは革命前夜のパリ。最注目漫画です。
ただしモチーフが「処刑人」ということで、酸鼻描写満載注意。
ネタ本はこちら
『死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』安達 正勝
02. 『キングダム』 原泰久
アメトーーク!買い物大好き芸人の回でケンコバが「一晩で何度も本屋に行き、結局一気読みした」と話していたのを聞いて読み始めたら本当に止まらなくなってしまい、3晩で30巻一気読み。わたしが中国史大好きっ子というのを差し引いても、恐ろしいマンガやで…。後に秦の始皇帝となる政と、大将軍となる信の友情を軸とした天下統一物語。ダイナミックな戦だらけの話だけど、その戦術が緻密に描かれてて本当に面白い止まらない!馬のヒヅメの描写がなんかちょっと変な以外は文句なし。
01. 『宇宙兄弟』 小山宙哉
宇宙兄弟が面白いのは「ムッタ&ヒビトがお互いと周囲に良い影響を与えながら夢に向かって(ザセツを乗り越えつつ)どんどん進んでいく」という太い幹があって、丁寧な描写が枝葉にきちんとあることだと思うのです。周辺の人物描写はもちろん、宇宙開発事情とかNASA事情とかJAXA事情とか、「見てきたんか!」というくらい丁寧。見てきたんかも、ですよね。どんだけ取材してるんだろうかしら。フィクションは本当に、細部のリアリティがあってこそ一層輝くよねぇ!
というかんじの、2013年マンガまとめでした。
『ヴィンランド・サガ』『ヒストリエ』『少女ファイト』は、もうちょっと前ならランクインしてたな…。現時点(単行本最新刊での現時点です)ではちょっと私の中での盛り上がりに欠けるので、圏外でした。
あと、まだ1〜2巻しか出てないけど今後注目したいのは『フイチン再見!』『重版出来!』のビックリマーク系です!いい感じの出だしです。
こういうの、皆書きたがるのわかるわ!だって書いてて楽しいもんなー!